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大城エネルギーとは、こんな会社です。

大きな城と書いて、だいじょうと読みます。「おおしろ」ではありません。m(_ _)m

私たち大城(だいじょう)エネルギー株式会社は、みなさまの生活に密着した商品を販売する会社です。

頭の中に?(ハテナマーク)が並んでいることと思います。

具体的に何を取り扱っているかと言いますと、LPガスと関連するガス器具が主です。

そうですね、平たく言うと「ガス屋」です。

ライバルは「電気屋」さん、と言いいたいところですが、かなり水をあけられている現状では、「電気屋」さんに近づけ、が目標でしょうか。

こんなことを言っていますが、大城エネルギーでは、電化製品も取り扱っています。

なぜでしょう?

 

「売上を上げるため。」

まあ、その通りなんですが、実際のところは、お客様からのご要望があったからです。

オール電化住宅の普及率が高い北陸地区。電化製品も取り扱うことにより、大城エネルギーは、お客様の生活環境を、幅広く支えることができるようになりました。守備範囲を着々と広げている大城エネルギー、オール電化工事もできるんです。

オール電化を選択され、ガスを止めることになったお客様は多数おられます。

そんなガスから離れていくお客様、

「オール電化にしたから。」

正直、あまり聞きたくない言葉です。(T^T)

 

どうせなら、

「オール電化にしたいんやけど。」

こう相談を受けたいものです。

 

「だいじょうに、まかせておけば、ダイジョーブ。」

 

お客様から、こう言って信頼してもらえることが、われわれ大城エネルギーの喜びです。

 

改めて宣伝させていただきますが、大城エネルギーでは、オール電化工事もやってます。m(_ _)m

対立しているように思われているガスと電気。省エネが叫ばれている今日では、ガスが、電気が、ということではなく、エネルギーのベストミックスという考えが広がってきています。

エネルギーと名の付く会社である弊社と致しましては、電気でも、ガスでも、石油でも、お客様に快適な生活を送っていただける最適な環境の提供、というのが使命であると、日々精進しております。

シェールガスメタンハイドレートなど、新しい燃料が発見され、明るい未来が開けたように感じますが、それらが実用できるようになるまでには、まだ少し時間がかかるようです。限りある資源は、節約して、大切に使っていかなければいけませんね。(^_^)v

 

で、その資源のうち、大城エネルギーが主に扱っているのは、「LPガス」です。

そのLPガスついて、みなさんはどのようなイメージをお持ちですか?

 

  • 危険
  • 臭い
  • 料金が高い

お客様からよく聞くLPガスのお話です。悪いイメージですね。逆に良いイメージはというと、

  • 火力が強い
  • 環境にやさしい
  • 災害に強い

われわれ業者が宣伝している内容です。お客様から、このような声を聞けないのが残念です。(T^T)

 

危険について、お話させていただきます。

確かに、過去にいたましい事故がいくつか発生しました。しかし、今では全てのガス機器に安全装置が備えられ、警報器などの安全機器が設置されるなど、保安管理も徹底して行われており、事故は大幅に減少しております。

 

臭いについてのお話です。漏れた場合の発見を早くするため、元々無臭のガスに、わざと臭いをつけています。普段はその臭いがすることはありませんが、ガス臭いと感じた場合の対応は、こちらをご参照下さい。

 

料金が高いについてのお話です。

LPガスは、火力が強く、環境にやさしいクリーンエネルギー、性能がよいので、少々お高いものであります。また、先ほどの保安管理や、ガスを切らさないように容器の交換をする等、原料費以外にも、手間がかかっております。安心、安全で快適な環境でガスをお使いいただけるよう、努力していることをご理解いただきたいです。m(_ _)m

 

次は良い点のお話を。

まず、火力が強いと環境にやさしいについて。

LPガスは灯油と比較しても火力が強く、暖房では、部屋が早く暖まります。コンロでの調理もIHに比べて、調理時間が短くすみます。

灯油や電気に比べて、二酸化炭素の排出量が少なく、環境にやさしいと言われています。

 

災害に強いについては、よく質問されるLPガスと都市ガスとの違いと合わせてお話します。

都市ガスは、街中に設置された大きなガスタンクから、各家庭まで配管を延長して、ガスを供給する形態です。発電所から電線を通して各家庭に供給される、電力と同じようなイメージです。

LPガスは、各家庭にガス容器を設置して、その家庭内だけに配管を設置して、ガスを供給する形態です。自宅に発電機があるのと同じようなイメージです。家庭に設置できるガス容器には限りがあるので、ガスがなくならないように、容器を交換する手間が発生します。

 

新たに都市ガスを自宅で使おうとする場合、電気を電線から自宅に引き込み、メータを設置して使えるようにするのと同様に、近くまで来ているガス管を自宅まで引き込み、メータを設置して使えるようにします。家の前までガス管が来ていない場合は、引き込むのに時間がかかってしまいます。

LPガスでは、自宅の外にガス容器を設置し、そこからメータを設置して、宅内へ配管を設置するものです。

 

網の中へ加わる形の都市ガスに対し、LPガスは独立した形のものです。

都市ガスでは、ガスタンクや自宅付近の配管に問題が発生し、ガスが止められた場合、自宅の配管に問題がなくても、ガスが使えなくなります。広い範囲に及ぶので、原因の特定や修復後の安全確認に手間取り、復旧に時間がかかります。これは電気も同じです。

LPガスでは、問題が発生した場合、調査範囲が限られているので、原因の特定や修復後の安全確認が比較的早く、復旧にあまり時間がかかりません。災害に強い、と言われているLPガスの理由は、この辺にあります。

 

供給しているガスの成分の違いを補足します。都市ガスは「メタン」、LPガスは「プロパン」を供給しています。プロパンの方が、火力が強いので、都市ガスが使える区域であっても、料理屋さん等、強い火力が必要なお客様は、LPガスを使われております。

また、メタンは空気より軽く、プロパンは空気より重い性質を持っています。

よってガス漏れ警報器の設置場所が、都市ガスの場合は天井近く、LPガスの場合は床近くと異なります。万が一、ガス漏れが発生した際の対処方法は、それぞれ異なりますので、ご自宅でガスを使用されている場合、どちらのガスか必ず調べておいて下さい。m(_ _)m

 

タクシー等、LPガスを燃料とするよう改造された車があります。この燃料をオートガスと呼んでいますが、これにはプロパンよりも火力が強い、ブタンが使われています。

天然ガスを燃料とする天然ガス自動車も開発され、LPガスを燃料とするLPG車と共に、排気ガスの少ないクリーンな環境作りに貢献しています。

 

性能がよくても、高いということで敬遠されるLPガス。安くて便利な「オール電化」に押されています。

かく言う我が家も「オール電化」。ガス屋さんで働いているのになぜ? とお思いでしょうが、ちゃんとした理由があります。敵を知るために、あえて……、てなワケではありません。実は私、転職組で、大城エネルギーに入社したのは3年前(2010年)。現在の住まいであるオール電化住宅を購入したのは6年前(2007年)。オール電化仕様で建てられているため、ガスに変更すると不都合が発生するのでは、というシバリがあるのです。(※この文章は2013年に作成しました。)

ガスに変えろとは言われませんが、太陽光発電燃料電池など、ガスより高価なものをすすめられています。(>_<) 守備範囲が広くなった大城エネルギー、恐るべし。身内には、かゆくなくても手をのばしてきます。(-_-;) お客様には、決して押し売りはしませんので、ご安心ください。m(_ _)m

余談はさておき、オール電化についてもう少し。

 

オール電化の利点は、やはり電気以外の光熱費がかからないこと。太陽光発電や燃料電池、さらに蓄電池などの高価なものを設置すると、電気代のかからない生活が送れます。

欠点は停電時。蓄電池や発電機などでの対応が必要となります。停電になることは、めったにないので、発電設備のない我が家には、まだ最悪の状態は訪れておりません。

もう一つ欠点……、それは暖房。暖かさが段違い。まずガス、次に灯油、とんで、とんで、その次が電気、くらいの差があります。電気代が安いので、耐えるしかありません。自分で選んだことなので、仕方ないですね。(T^T)

 

オール電化を選ばれたお客様には、同じようなことを考えていらっしゃる方がいるかもしれません。

「IHクッキングヒーターにしたけど、ガスコンロのほうがよかったな~。」

なんて話は、実際に耳にしております。

「大城以外でオール電化にしたから、ガスに戻したいって言えない。」

そんなこと気にする必要はありません。その時々に応じた対応だけでなく、長期的な展望もふまえた提案を行い、お客様にとって最善の生活環境を作り上げるために、お客様と一緒に最善の方法を考えていきます。

 

「だいじょうに、まかせておけば、ダイジョーブ。」

大城エネルギーは、このように声をかけていただける、みなさまの生活環境プロデューサーを目指します。m(_ _)m(終)

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本社総務部

直江克宏